2009年2月8日日曜日

Processing: IDEからアプリ実行時のメモリ確保量の変更

Processing実行時に、OutOfMemoryが出る時の対処。

Processingはデフォルトでは、初期目盛りは64M。
作成アプリケーションで多量のメモリを消費する場合、ヒープメモリが不足する場合もあります。
このような場合、Processing設定値を変更する事で対応可能な場合があります。
この設定値はIDEからは設定できず、下記のファイルを変更する必要があります。<追記>メモリ確保の最大値変更はIDEのPreferenceの中から可能です。初期起動時のメモリは下記ファイルからのみの変更できます。


/Document and Settings/[User Name]/Application Data/Processing/preferences.txt
(メモリに関係ある項目のみ抜粋)
run.options.memory.maximum=1024
   ←メモリ最大サイズ(自分のPCのメモリとの相談。初期値は256)
run.options.memory.initial=256
   ←プログラム実行時に最初に確保されるメモリ(初期値64)
run.options.memory=true
   ←最大値指定の設定の有効・無効の指定(初期値は、無効)

※Processing 1.0.1の場合のセッティングなので、Verが変わるとまた状況が変わるかもしれません。

preferences.txt変更時は、Processingを再起動する必要あります
Processingはアプリケーション(IDE)終了時に、その時の設定をpreferences.txtに上書きするため、
preferences.txtの変更は、必ずProcessingアプリケーションが立ち上がってない状態で行いましょう。

この対処方法は、IDEから実行の場合です。
JRE等を利用する場合は、実行オプションなどでヒープメモリ量を指定するようにしてください。

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