2009年4月5日日曜日

ArduinoでPhysical Computing 購入・導入編

Physical Computingを容易にするツールとして、Arduinoが良いらしいという話しを聞いて早速入手して使ってみました。
Arduinoは簡単に言えば、アナログ・デジタル信号およびシリアルのIFを備えた回路キットという所でしょうか。

公式サイトはhttp://www.arduino.cc/

Arduinoに各種モジュールを接続し、シリアル通信によりPCと接続、これらのモジュールを制御したり、センサーなどから値を受け取ったりする様な使い方をします。
これまでも、シリアル接続でいろいろできていたわけですが、そのたびにドライバを入れたりカスタマイズしたコードを書く必要がありましたが、Arudinoを使うと、その部分が共通化されているので、この部分の労力を省くことが可能です。
個人的には、なんてすばらしいモノだ!と思っています。
(これ以上の詳しい説明は他のサイトに譲ります)

Wikipedia- Arduino


Arduinoはオープンソース ハードウェアになっていて、ハードウェア設計情報は無料で公開されており、本家以外からも多数互換製品が発売されていて用途に応じて使い分けが可能です。

公式サイトでもたくさんの種類が紹介されていますが、
まず手っ取り早くトライしてみるには、USBモジュールがあらかじめ組み込まれている、Duemilanoveが良いと思います。
アナログ入出力5ピン、デジタル入出力13ピン,電源供給5V/3.3VのFcc、USB入出力と一通り必要なモノがそろっています。
ページはこちら


ArduinoDuemilanove

さて購入ですが、筆者、現在アメリカ在住のため、日本ではどのように入手するのか詳しい事はわかりません。なお、こちらでは、Sparkfunを利用しています。http://www.sparkfun.com/
日本で言えば、秋月みたいな所ですかね。独自にチップモジュール(実験キットのようなもの)等も販売していて、こちらでいろいろ購入しています。
後に紹介するセンサ等も、チップ単体では実装などいろいろ大変なので、こちらでキット化したものを利用しています。
Sparkfunの製品は、日本へも発送を行っているようです。

Arduinoに関しては、日本ではこれらのサイトから購入できるようです。(Ardrinoの公式サイトに紹介されている所です)
メカロボショップ、http://www.mecharoboshop.com/Products/physicalcomputing/arduino/

スイッチサイエンス、http://www.switch-science.com/products/list.php?category_id=6

ストロベリー・リナックス、http://strawberry-linux.com/catalog/?c=arduino

これらのサイトを見てみて分かったのですが、これらのサイトでも、Sparkfun製のが取り扱われているみたいですね。日本に帰ってもここの製品の入手が容易そうで、これはうれしいかも。

さて、今後Arduinoを使ってPhysicalComputingをいろいろ試してみたいと思う場合は、Arduino Proto Shield Kitを一緒に購入するか、Gainer (SparkFunElectronics版)やBoarduino シリーズの購入も検討した方がよいかとは思います。

なぜなら、最初から半田実装というわけにもいかず、ブレッドボードにていろいろ実験をすることになるわけですが、PhysicalComputingなだけあって、回路自体を結構振り回す事が多くて、Arduinoとブレッドボードと一体になってないと、何かと不便極まりないです。

結局、私は、Proto Shield Kitを追加購入しました。。。通販だと送料がもったいないので一度に購入するに超したことありませんね(笑)


ArduinoにProto Shield Kitを付けた場合こうなります

さて、Arduinoだけ購入しても、IC等、何かをつなげないとほとんど何もできません。
練習という意味では、LEDを接続して光らせてみるのが、非常に簡単かなーと思います。
PCから制御して、LEDが光るだけでも結構感動します。

今回行った内容は、こちらの本で紹介されている内容です。
原著は英語で内容は非常に簡単なので、英語が多少できるかたは、ちょっと安く手に入りますし、こちらもおすすめです。
Getting Started With Arduino (Make: Projects) こちら

最近、日本語訳も発売されたようですね!
これは、Arduinoも今後日本でもメジャーになるかもしれません。
Arduinoをはじめよう(オライリージャパン ) Amazonではこちら

なお、プログラマの世界で言う、「Hello World」的なLEDのチュートリアルに関しては、
Lこちらのサイトでも取り上げており、とてもわかりやすい紹介がされています。


スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」 Arduinoでマイコンしよう!!
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/40638.html


同じ事書くのも冗長なので、リンクだけにしておきます。

とりあえずLEDも光らせる事ができたので、次のエントリーではPhysical Computingの初歩に挑
戦してみたいと思います。

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